香川県議会議員の2022年度の政務活動費に不適切な支出があったとして、高松市の市民団体が6月28日、約6200万円を返還させるよう監査委員に求める住民監査請求を行いました。
市民オンブズ香川が28日、県の監査委員事務局に請求書を提出しました。
請求では、2022年度の県議会議員の政務活動費について、会派への支出や詳しい視察内容が不明な旅費のほか、選挙直前の広報物の発行費用などに不適切な支出があったとして、40人に総額約6200万円を返還させるよう監査委員に求めています。
(市民オンブズ香川 渡辺智子事務局長)
「自分の選挙のためなど、よく分からないところでブラックボックスのまま使われるのは貴重な税金なので許されない。しっかり監査をして返してもらいたい」
監査委員は書類を審査し、60日以内に結果を通知することにしています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。