28日、国家公務員に対し、夏のボーナスが支給された。管理職を除く一般行政職の平均支給額は65万9400円で、民間での賃上げを受けて国家公務員の給与も引き上げられたのに伴い、昨夏より2万2100円増えた。支給月数は2・21カ月。

特別職への支給額は岸田文雄首相が579万円、閣僚は422万円だが、行財政改革への姿勢を示すため一部を自主返納するのに伴い、首相は392万円、閣僚が327万円となった。

自主返納分は、首相で30%、閣僚で20%で、昨年の国家公務員給与引き上げに伴う増額分についても、物価高に苦しむ国民感情に配慮し返納される。

支給額のトップは最高裁長官の579万円。衆参両院の議長は535万円、国会議員は319万円だった。中央省庁の事務次官は326万円、局長級は249万円。

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