2022年に閉館した秋田市文化会館の解体工事が、9月に始まる方針が示された。今後は、土地の活用方法が検討される。

秋田市文化会館は1980年6月に開館し、40年以上にわたって合唱祭や吹奏楽など市民の催しに利用され、2022年9月に老朽化を理由に閉館した。

24日の秋田市議会総務委員会で、市は、解体工事を9月から2026年5月まで実施する概要を示した。工事は、建物の塗装などをはぎ取る作業から始まり、2025年度から本格的に解体される予定。

文化会館は、地上5階・地下1階の鉄骨鉄筋コンクリート造りで、解体の事業費は約9億2400万円が見込まれている。

市は2022年に文化会館の利活用を希望する企業などを募ったが申し出はなく、備品は運び出された。土地は市有地で、今後は活用方法が検討される。

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