6月20日に告示された鹿児島県知事選。22日と23日は告示後、初めての週末となりました。17日間の選挙戦の序盤の山場とも言える週末の各候補の動きを追いました。
米丸麻希子候補は大票田、鹿児島市の各地で選挙カーを走らせました。
無所属・新 米丸麻希子候補(49)
「日々日を増すごとにたくさんの方が手を振ってくださるようになったので、もっともっと頑張らなければと思っています」
また、人通りの多い時間帯を狙って、天文館の中心部で街頭演説を行い、自分の思いを力強く有権者に訴えかけました。
無所属・新 米丸麻希子候補(49)
「これまで後退してきた鹿児島の経済、どんどん人口が流出する鹿児島県、私はこの鹿児島県に誇りを取り戻し、若い方々に鹿児島に帰ってきて、鹿児島で楽しい、ワクワクする生活を過ごしていただきたいと思っております」
樋之口里花候補は鹿児島市の商業施設を中心に回り、道行く人に自身の主張を訴えました。
無所属・新 樋之口里花候補(52)
「原発や軍事基地の問題など大事なことが、なぜ勝手に決まっていってしまうのでしょうか。私たちの声がどうして届かないのでしょうか。この県政を変える時です。どうか皆さん、一緒にこの鹿児島県政をこの選挙で変えていきましょう」
今回が選挙初挑戦の樋之口候補。横断幕を携えて、熊本県から応援に駆けつけた友人の姿に元気をもらったようでした。
無所属・新 樋之口里花候補(52)
「これもらっていいの?事務所に大きく飾るね」
「ありがとうございます。本当に感謝です。頑張りますから。勝ちますから」
塩田康一候補は前回の知事選で、草の根の戦いを支えた支援者たちとの結束を確認。
無所属・現 塩田康一候補(58)
「皆さま方の支援、これ無くしては今回も選挙を戦い抜くことはできない」
これに加え、鹿児島市の住宅街をくまなく回って支持拡大を図るとともに、各地のスーパーなどでは街頭演説も行い自身の考えを訴えました。
無所属・現 塩田康一候補(58)
「場所を見直す、あるいは規模を見直すということでは体育館を造ることにはつながらない。スポーツコンベンションセンターについても、何度か皆さん方の意見をお伺いしたり、プレゼンテーションをいただいたりしながら進めております。したがって、今後もこうした県民の皆さまの声を大事にしながら、しっかりと県政を前に進めていきたい」
県選挙管理委員会によりますと、期日前投票の23日までの投票率は1.00パーセントで、4年前の前回を0.05ポイント上回っているということです。
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