自民党の茂木敏充幹事長は23日、党総裁選への対応に関して「夏のあいだによくいろいろ考えたい」と発言した。前向きに出馬を検討しているかとの問いに「そうは言っていない」と話した。北海道北斗市で記者団に答えた。

23日、自民党の茂木幹事長(中)は自民党に関し「しっかり結束できる体制をつくることが大切だ」と話した(北海道北斗市)

党派閥の政治資金問題を念頭に「自民党として反省もしながら、しっかり結束できるような体制をつくることが大切だ」と強調した。日本の将来像や地域活性化策について検討を進める考えも示した。

茂木氏は次の総裁候補の一人として取り沙汰されている。19日に菅義偉前首相と会食した。菅氏と総裁選を巡り話し合ったとみられる。14日に自民党の麻生太郎副総裁とも会合を開いた。

【関連記事】

  • ・自民党総裁選、候補者乱立の可能性も 派閥解散の余波
  • ・自民党・茂木派議員、岸田文雄首相に総裁選不出馬を促す

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。