県議会6月定例会で代表質問が行われた。一部区間で運休が続くJR米坂線について、吉村知事はあらめて「地域住民や観光に必要なもの」として鉄道復旧の重要性を訴えた。

(吉村知事)
「米坂線は通学の足として利用する高校生など、地域住民の日々の暮らしを支えるなくてはならない交通機関であり、全国的な鉄道ネットワークの一翼を担う大変重要な公共交通機関である」

これは21日に開かれた県議会6月定例会の代表質問に答える形で、吉村知事が述べたもの。

2022年8月の豪雨で線路が寸断され、長井市の今泉駅から新潟・坂町駅の間で運行できない状態が続くJR米坂線について、吉村知事は「基本的にはJR単体による復旧・運営が望ましい」との考えをあらためて示した。

そのために県は、「沿線自治体との利用拡大の促進」や「国への支援の要望」を強く継続していくとしている。
吉村知事は今後、国による補助制度を活用した復旧も念頭に、JR側と協議するとしている。

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