長野市議会の最大会派「新友会」は20日、政務活動費の運用を見直し、市民との意見交換会に今後は茶菓子は提供せず交通費は実費を支給する方針を明らかにしました。
新友会はこれまで、年に2回行う意見交換会に参加した市民に政務活動費の「茶菓料」として1人1000円から1500円のケーキ・コーヒーセットを提供したほか、一律3000円の「交通費」も支給していました。
いずれも長野市の条例で金額の上限無しに認められていますが、公職選挙法で禁じられた「寄付行為」にあたる可能性も指摘されていました。
新友会内部での検討を経て同会の小泉栄正会長は20日夕方、市議会の議会運営委員会で今後は茶菓子は提供せず、交通費は実費相当額を支給する方針で算定方法を検討すると明らかにしました。
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