長崎市の三菱重工長崎造船所で20日、海上自衛隊の新型護衛艦の引き渡し式が行われました。

従来の護衛艦の機能に加え、掃海艇の機能も備えられています。

防衛省に引き渡されたのは、新型の護衛艦「あがの」です。

引き渡し式には防衛省や海上自衛隊の関係者など約100人が出席しました。

「あがの」は もがみ型の護衛艦の6番艦で、海中の「機雷」を取り除く掃海艇の機能もあわせもっています。

さらに海上や海中を調査できる無人機を搭載し、多様な任務に対応することができます。

防衛省 酒井 良 海上幕僚長
「本艦、あがのは、増大する平時の警戒監視に対応し、有事においても対潜戦、対空戦、対水上戦等の各種活動に適応しうる」

あがのは第14護衛隊に配属され、京都府の舞鶴が母港になります。

三菱重工は、海上自衛隊から、もがみ型の護衛艦12隻を受注していて、今後、長崎造船所で5隻建造する予定です。

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