公明党は20日、19日に成立した改正政治資金規正法の検討項目を具体化するためのプロジェクトチーム(PT)を立ちあげた。PTは政党から政治家個人に支出する政策活動費をチェックする第三者機関の仕組みなどをテーマとする。2024年内にも党の考えをまとめる方針だ。

若松謙維参院議員が座長に就いた。25年秋の臨時国会までに規正法の再改正をめざす。

改正規正法について野党は検討項目が多く不完全だと指摘する。公明党は見直しの作業を進める姿勢を示し、批判を避ける思惑がある。山口那津男代表は20日の党会合で「(具体化を)与党としてしっかりと進めていく必要がある」と訴えた。

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