福岡県北九州市の武内市長は介護人材の不足などに対応するため「未来の介護大作戦」を推し進めると発表しました。

北九州市は市民の約3人に1人が65歳以上の高齢者で、政令指定都市の中で高齢化率が最も高いことから介護人材の不足が懸念されています。

このため、これまでもテクノロジーの活用で介護施設の業務を改善する「北九州モデル」を実践し、介護・看護職の業務時間を35パーセント削減するなど、先進的な取り組みを進めてきました。

今回の「未来の介護大作戦」では、先進テクノロジー導入などをさらに進める「未来型介護モデル施設」を募集・整備します。

そして、自宅で安心して介護を受けられるよう、在宅版「北九州モデル」の構築も進め、在宅介護支援の拠点として「テクノケア北九州」を来年夏にオープンする予定だということです。

武内市長は「高齢社会のフロントランナーとして取り組みを進めていきたい」としています。

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