6月定例県議会が18日に開会しました。杉本知事は、北陸新幹線の開業効果の最大化をさらに推し進めるとともに、敦賀以西については「小浜・京都ルート」の一日も早い認可・着工を引き続き国に強く求めるとしました。
        
福井県・杉本知事:
「県議会のみなさまをはじめ、沿線府県や経済界との連携を一層強化し、小浜・京都ルートによる早期の認可・着工を強く求めます」
  
18日に開会した福井県議会で杉本知事は、小浜・京都ルートの早期の認可着工に向け、与党整備委員会に対し、駅の位置や詳細なルート、財源確保などの議論を加速するよう求めるとしました。また、新幹線効果の最大化対策や木造住宅の耐震化促進事業など約5億円の補正予算案を上程しました。
   
一方、関西電力が県内の原発の敷地内に設置を計画している使用済み核燃料の乾式貯蔵施設について、越前若狭の会の細川かをり議員は「県民の議論が十分ではない」として設置の是非を問う県民投票を行う条例案を提出しました。
 
細川かおり議員は「県自身が、設置条件を含め分かりやすく県民に説明し、県民投票で広く考えを仰ぎ、その結果を尊重して判断してほしい」と話しました。
 
6月定例県議会は7月10日まで開かれます。
        

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