東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)への出馬を表明している蓮舫参院議員(56)が18日、都内で記者会見を開き、若い世代の所得向上による少子化対策を盛り込んだ政策を発表した。
政策では、現役世代の手取りを増やす▽本物の行財政改革▽東京全体をもっと良くする――などを「七つの約束」とした。
蓮舫氏は2023年の東京都の合計特殊出生率が1を割り込んだことを引き合いに「結婚を選択できない経済環境にある若者が増えている」と指摘。企業への待遇改善の要請や国と連携した非正規格差の解消などに取り組むとした。
また、明治神宮外苑の再開発については「いったん立ち止まる」と述べ、これまでのプロセスを検証する考えを示した。
蓮舫氏は「どんな境遇にいる若者でも学べる、働ける、結婚できる、子どもを持てる、そんな人生の選択肢がある東京都にしたい」と話した。【白川徹】
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