「ポスト岸田」候補の1人にあげられる自民党の茂木幹事長は17日、今後の日本経済のカギとなる生産性アップに関連して、ライザップが運営する無人化ジム「チョコザップ」を視察した。

茂木氏は、下半身を鍛えるトレーニングマシンを試し、「最近体力が落ちた気がするんだよな」と語りながら、エクササイズを体験した。

茂木氏は先端的な取り組みを行う企業の視察を精力的に行っていて、「チョコザップ」は、ちょっとした隙間時間に利用できることや、完全無人化し利用者が掃除をすることなどで会費が安くなるシステムを売りとしている。さらに今後、ジムの会費内でMRIなどの予防医療を受けられる施設を主要都市に拡大する予定だ。

ランニングマシンも体験し、担当者からジムの取り組みについて説明を受けた茂木氏は、「スポーツジムの概念を変える画期的なものだ」と述べた上で、「スキマ時間に着目する。省力化を進めることで生産性を上げる。今後の日本経済にとってとても重要だ」と強調した。

茂木氏は秋の自民党の総裁選も視野に、生産性向上の取り組みを後押ししていく考えを示している。

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