愛媛県松山市の真夏の風物詩「三津浜花火大会」が今年も8月3日に開かれ、約1万発の花火が夜空を彩ります。このイベントでは物価の高騰などで運営費が増えているため、主催者は募金箱を12日から市役所などに設置し協力を呼びかけています。

松山市によりますと今年の三津浜花火大会は三津ふ頭で8月3日に開催。7月の道後温泉全館営業の再開を記念して、花火は前回より1000発程多い約1万発を予定しています。

このイベントの主催者の「松山港まつり振興会」は、今年も運営費の協力を市民らに求めるため、松山市役所本館に募金箱を12日から7月31日まで設置しています。募金箱には直径45センチの花火の15号玉を使われています。また松山市総合福祉センターと三津浜支所にも、10号玉を使った募金箱が8月2日まで設けられています。

設置した理由は、近年の物価高などで花火代や警備費などの運営費が増えているためとしています。

松山港まつり振興会は「イベントを長く続けるため市民全体で支えてくれる大会にしていきたい」としています。

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