6月20日告示、7月7日投開票の県知事選に出馬を表明している現職の塩田康一氏が、13日、マニフェストを発表しました。
塩田康一氏
「県政を担う中で、色々な課題についての認識があって、それについても目配りしながら、しっかりと今後また、着実に県政を進めていくための項目」
14分野131項目にわたるマニフェストを発表した塩田康一さん。
最大の課題として「人口が減少していく中で、地域をいかに発展させられるか」をあげ、1期目に続き農林水産業や観光関連産業、企業の「稼ぐ力」を向上させると訴えています。
その上で、大学生の県内就職の促進や外国人材の受け入れ環境の整備などによる人材確保や、結婚から子育てまでの段階に応じた支援に取り組むとしています。
塩田康一氏
「稼ぐ力があることで若者が地域に定着する。あるいは県外に出た人が帰ってきてくれる。稼ぐ力があることで安心して子育てもできるという、好循環ができる様になれば」
このほか、運転延長が決まった鹿児島県薩摩川内市の九州電力川内原発については、九州電力に安全性の確保や丁寧な説明を求め、馬毛島の工事については安全が確保されるよう、国に要望するということです。
鹿児島県知事選にはこのほか、元自民党県議の米丸麻希子氏と、市民団体共同代表の樋之口里花氏が立候補を表明しています。
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