大阪湾で死んだクジラの処理費用が当初の試算の倍以上に膨らんだ問題で、市が、弁護士らで作るチームに調査を委託したことが分かりました。
2023年、大阪湾で死んだクジラは業者の提示に近いおよそ8000万円の費用で処理され…。
「入札等監視委員会の意見書」入札等監視委員会が「契約に不適正な点がある」などと指摘していました。
これを受けて、市は12日「外部監察専門委員」と呼ばれる外部の弁護士8人で作るチームにさらなる調査を委託しました。
調査チームは、業者との契約金額が妥当だったのかを調査し、再発防止策を提示する予定です。
一方で、通常、外部監察専門委員の調査は、すべての結果が出るまでに1年以上かかるケースが多く、横山市長は、結果が出たものから順次開示を求める方針です。
【大阪市 横山英幸市長】「(調査を)可能な限り早く進めていただくことと徹底した事案の解明に努めていただくことはお願いしたい」
横山市長は、市が行った過去の随意契約についても総点検したいとしています。
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