自民党は13日、立憲民主党との参院国対委員長会談で、自民派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法改正案を巡り、参院政治改革特別委員会の質疑を17、18両日に行うことを提案した。岸田文雄首相が18日に出席する日程も示した。立民は持ち帰った。

自民は質疑後、会期末の23日までに特別委と本会議で改正案を採決し、成立させたい考えだ。

立民の斎藤嘉隆参院国対委員長は会談後、衆院採決で賛成した日本維新の会が参院で反対する可能性を示唆していると指摘。「混乱しており、今の段階で提案を了とするわけにはいかない」と記者団に述べた。〔共同〕

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。