3年前に休館した福岡県飯塚市の嘉穂劇場について、施設を譲り受けた飯塚市は、2031年度に再開する方向で最終調整に入りました。

大衆演劇の殿堂として大勢の人に愛されてきた福岡県飯塚市の嘉穂劇場。

2003年の豪雨で館内に水が流れ込んで壊滅的な被害を受けた後、市民などの支援もあり翌年には営業を再開しましたが、2020年から新型コロナの影響で再び経営が悪化。

その後、運営するNPO法人が2021年に解散したため、無償で施設を譲り受けた飯塚市が活用策を模索し、12日、最終案をまとめる検討委員会が開かれました。

委員会では、嘉穂劇場が建築基準法に適合していないことから大規模な改修をした上で、2031年度の再開を目指すことが確認されたということです。

また、集客力強化のために、人気アーティストの公演やeスポーツの大会なども提案していくことにしています。

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