岸田首相は12日、G7サミット出席などのためイタリアに出発するのを前に記者団の取材に応じ、G7首脳会議について「昨年のG7広島サミットの成果を踏まえた上で、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持強化、グローバルサウスをはじめとするG7を超えたパートナーとの連携、こうした点を重視しながら議論に取り組んで行きたい。G7として国際社会が直面する諸課題に向けて議論をリードしていく姿勢を示す機会にしたい」と述べた。

その上で「ウクライナのゼレンスキー大統領との会談についても今調整中だ。ぜひゼレンスキー大統領との会談を通じて、さらにはG7プーリアサミット、平和サミットといった会談を通じて、公正かつ永続的な平和の実現に向けたウクライナの取り組みを国際社会として支持する姿勢を示す機会としたいと思うし、各国との連携を確認していきたい」と語り、「引き続きG7をはじめとする同志国と連携しながら厳しい対露制裁と、強力なウクライナ支援を継続していく姿勢は変わりなく示していきたい」と強調した。

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