政府の経済財政運営の基本指針である「骨太の方針」の原案がまとまった。

岸田首相は「国民が豊かさと幸せを実感できる持続可能な経済社会を実現していきます」と述べた。

政府の経済財政諮問会議で示された「骨太の方針」の原案では、デフレ完全脱却に向け、賃上げの定着や全世代に向けたリスキリングによる労働市場改革などが盛り込まれた。

また、一般ドライバーが自家用車を使って有料で客を乗せるライドシェアを全国に拡大するとしている。

一方、国や自治体が行う行政サービスが税収などでまかなえているかどうかを示す指標である基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化を目指す方針を維持し、2030年度以降も、実質GDP(国内総生産)の成長率1%を安定的に上回ることを目指すことが明記されている。

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