林芳正官房長官は11日の記者会見で、岸田文雄首相が12〜16日の日程でイタリアとスイスを訪れると発表した。主要7カ国首脳会議(G7サミット)とウクライナ和平案を議論する「世界平和サミット」に出席する。林氏は「日本の立場と取り組みを国際社会に積極的に発信する」と述べた。

首相は12日に出国してイタリア南部プーリア州でのG7サミットに臨む。林氏は「G7が結束して国際社会が直面する諸課題への対応を主導する姿勢を示す機会としたい」と語った。ロシアによるウクライナ侵略や中東情勢、経済安全保障などに関して議論する見通しを示した。

世界平和サミットはスイス中部ビュルゲンシュトックで開かれる。林氏は「公正かつ永続的な平和の実現に向けたウクライナの取り組みを国際社会が支持する姿を示すために重要な会議だ」との認識を示した。

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