5月26日に行われた静岡県知事選では、自民党が元総務官僚の大村慎一 氏を推薦したものの、立憲民主党と国民民主党が推薦する前浜松市長の鈴木康友 氏に7万7000票あまりの差で敗れました。

こうした中、浜松市浜名区の4つの支部(浜北・細江・引佐・三ケ日)が、選挙戦に関連して自民党の政調会長代理を務める片山さつき参議院議員が党の決定に背く行為をしていたとして、厳正な処分を求める上申書を連名で提出したことがわかりました。

上申書では、自民党本部が実施した情勢調査の結果を、片山議員が鈴木氏を支援した市議を通じて各方面に漏洩したと指摘しているほか、鈴木氏の選挙事務所に片山議員が送った応援用のポスター、いわゆる為書きが掲示されていたことを問題視していて、「明確な反党行為であり強く抗議する」としています。

上申書の取り扱いは近く開催される県連役員会で判断される見通しです。

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