林芳正官房長官は6日の記者会見で、ロシアのプーチン大統領が日ロの平和条約交渉を続ける条件がないと発言したことについて「政府として北方領土問題を解決し、平和条約を締結するとの方針を堅持する」と述べた。「きわめて不当で断じて受け入れられない」と話した。

「現下の事態はロシアによるウクライナ侵略に起因して発生している」と語った。プーチン氏は米欧など世界の主要通信社との会見で、日本のウクライナへの支援を交渉継続の条件がない理由に挙げた。

林氏はロシアの要人による北方領土の訪問は日本の立場と相いれないとも強調した。

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